オリジナルタオルを作成する際は、あらかじめタオルの製法やプリントの種類を決めておくことが重要になります。タオルの製法やプリントの種類によって、必要となる予算が大きく変わるためです。さらに、注文する数量でも予算は左右されます。製法やプリントの種類にはそれぞれ特徴があるので、注文をする前に把握しておくことが大切です。予算に合ったオリジナルタオルを選ぶには、どのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか。
粗品・販促品など数が必要な方に!定番の名入れプリント・枠有プリント
社名やロゴなどが入った名入れタオルは、粗品や販促品として多く使用されています。文字がプリントできるため、ノベルティやプチギフト、記念グッズとしても作成が可能です。タオルの端にプリントする平地プリントと、両端の3つ折りにしている部分にプリントするヘムプリントの2種類から選ぶことができます。名入れプリントは、シンプルな文字をプリントするときに適しているプリント方法です。枠有プリントは、タオルの端を除いた面にプリントができる方法になります。タオルの端はプリントされず、生地の色がそのまま残るので注意しましょう。文字だけでなく、シンプルなイラストを印刷するときにも向いています。また、オリジナルタオルを多く作成したいときにもおすすめのプリント方法です。しかし、必要となる価格はプリントする範囲やタオルの厚さによって異なるため、予算に合わせて選ぶことが大切です。
質にこだわる方に!全面プリント・ジャガード織り
イラストや画像をタオルの全面に印刷したい場合は、全面プリントがよいでしょう。タオルの面全体にプリントができるため、インパクトがあるタオルになるのです。イベントなどで販売されているオリジナルタオルの多くは、全面プリントを使用して作られています。全面プリントはタオルの端まで活かしたデザインのプリントが可能であることが特徴です。全面プリントは枠有プリントなどと比べて価格が高くなりますが、その分プリントの品質も高くなります。一方、ジャガード織りはプリントではなく、織り方の変化によってタオルに柄をつける方法です。織り方にこだわりを感じさせるため、高級感があります。ジャガード織りで作られたタオルは厚みがあって吸水性がよく、長持ちしやすいというメリットがあるのです。しかし、複雑なイラストなど細かいデザインの表現には向いていません。ジャガード織りのタオルは高級感があり、品質がとても高いため、デザインを重視しない記念品や贈答品などに適しています。
鮮やかさを求める方に!写真も使えるインクジェット
細かなイラストや写真をタオルにプリントする際には、インクジェットプリントのタオルがおすすめです。インクジェットは、インクをタオルに吹き付ける加工を行う方法になります。枠有プリントや全面プリントよりも多くの色を使用してプリントできるため、イラストや写真を鮮明に印刷できる特徴があるのです。1枚あたりの価格は高めですが、インクジェットプリントの場合、プリントの型が必要ないのが大きな特徴になります。鮮やかな発色を求める人や、細かいデザインをプリントしたい人はインクジェットプリントを選ぶとよいでしょう。
予算と用途に合ったオリジナルタオルを見つけよう
オリジナルタオルを作る際は、必要とする予算や用途に合わせてプリントの種類を選ぶことがポイントになります。大量に作成するのであれば名入れプリントや枠有プリント、印刷の品質にこだわるなら全面プリントやインクジェットプリントがおすすめです。また、ジャガード織りといったタオルの製法の違いによっても個性を出すことができます。独自のデザインが施されたオリジナルタオルは、イベントグッズや販促グッズ、記念品として利用しやすく、非常に便利なアイテムです。必要となる予算は生地の製法やプリントの種類によって異なります。用途に合った製法やプリントの種類を選び、効果的に活用しましょう。
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