2018/04/25

ジャガードタオルの価格はどれくらい?安く作るためにできることとは

ラブラボタオル編集部

織り方で模様やイラストを表現するジャガードタオルは、プリントタオルとは違い手触りが良く高級感があります。品質の良いものは価格も高いというイメージがありますが、ジャガードタオルの価格相場はどのくらいになっているのでしょうか。この記事では、ジャガードタオルの相場や、安く作るためにはどのような方法があるのかについて解説いたします。

ジャガードタオルとはどんな種類のタオル?

タオルは毎日使うものですが、実際にタオルの種類を意識して購入したり使ったりしているという人は少ないかもしれません。ジャガードタオルという名前を初めて聞いたという人のためにも、「ジャガードタオルとはどのようなタオルのことをいうのか」について説明していきます。

一般的に家庭でよく使用されているものが、タオルにイラストをプリントして作られるプリントタオルです。ジャガードタオルはプリントタオルとは違って、模様やイラストを印刷するのではなく、織り方や糸の色を変えてデザインを作っていきます。ジャガードタオルの種類は主に2種類です。糸の色を変えてデザインを作る「毛違いタオル」と、パイルの長さでデザインを表現する「上げ落ちタオル」があります。

ジャガードタオルの価格の相場は?

ジャガードタオルは準備や製造に時間がかかってしまいますが、その分品質が良く高級感を感じられます。手間や時間がかかっている分、「どのくらいの価格で買うことができるのか」が気になるかもしれません。ジャガードタオルは贈答用などにも用いられる「ちょっといいタオル」という位置付けになります。タオルの価格は下を見ればキリがないですが、フェイスタオルを買おうとすると多くが500円程度で買うことができます。一方、ジャガードタオルは1枚あたり500〜1,000円くらいのものが多い傾向です。

もちろん、ジャガードタオルといってもランクがあるので、高いものでは2,000円や3,000円するものもあります。オーダーメイドで作ってもらう場合は、プリントタオルが400円くらいだとするとジャガードタオルは600〜700円程度です。発注量や素材によっても差が出てきますが、大体1.5〜2倍くらいと押さえておくと良いでしょう。

ジャガードタオルの価格が上がる要素

ジャガードタオルは厚みがあって吸水性もよく、色落ちもあまりしません。高級感が感じられるというだけでも価格が高そうというのは見た目や手触りでもわかります。この品質はどのような要因からくるものなのでしょうか。ジャガードタオルの価格が上がる要素を見ていきましょう。

まず、ジャガードタオルの製造には時間がかかるということが一番の要因です。プリントタオルはデザインを印刷するだけで完成させることができますが、ジャガードタオルはデザインを作りながらタオルを作ります。そのため、製造前に型や機械の調整をする必要があり、どうしても準備や製造に時間がかかってしまうのです。この型を作るのに一番時間を要します。オリジナルのタオルを作ろうとすると、やはり一から型を作らなければなりません。オーダーの数があればあるほど、型の数も増えるのです。

さらに、時間がかかるということはそれだけ人の手が関わっているということになります。人件費、素材、技術を考慮しても一般的なタオルよりは、すべてランクが上です。贈答用にも用いられるほどの高級感があるジャガードタオル。価格が高いのにはこのような理由があるのです。

価格と質のバランスをみて納得のいくオリジナルタオルを作ろう!

オリジナルタオルを作るときに悩むのが、「どのような仕上がりにするか」という点です。デザインや素材感など、「こういうタオルを作りたい」とイメージを持っていても、いざ見積もりをしたときに「予想以上の価格だった」と断念するのは残念なことでしょう。しかし、ロット数を上げると1枚あたりの単価を下げることができる場合もあります。価格だけで諦めることがないよう、価格と質のバランスを見て、なるべく自分の理想に近いオリジナルタオルを作ってみましょう。

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