社内行事の景品や販促品として、手軽に注文できるオリジナルタオルは人気です。より個性をアピールするにはイラスト入りで作ってみるのもいいでしょう。イラスト入りタオルにはデザインに合った印刷方法があるので事前に調べておく必要があります。ここでは、ノベルティにぴったりなイラスト入りタオルの作り方を解説します。
デザインを決めよう!著作権に気をつけて
ノベルティとしてタオルを作る際、イラストが入っていると人目を引きやすくなるうえ、記念品としての価値も高くなります。そのため、イラストのデザインを決めるところからタオル作りを始めるのがおすすめです。ただし、プロのデザイナーやイラストレーターに任せずに社内でイラストを決める場合、ありがちなのが意図せずに著作権を侵害してしまうトラブルです。たとえば、著作権マークや商標登録マークがついているイラスト、キャラクターを許可なく転用することは禁じられています。また、音楽の歌詞や芸能人の名前、出版物の内容も著作権で保護されています。基本的に有名コンテンツを使用するのは控えた方がいいでしょう。もしも無断で使用していたのが発覚すれば訴えられたり使用料を後から請求されたりする恐れがあるので、イラストはオリジナルのものを採用しましょう。
イラストに合った印刷方法を選ぼう!
オリジナルタオルのプリントにはいくつかの種類があり、主なものとしては「顔料によるプリント」と「染料によるプリント」に分けられます。顔料プリントはタオルの生地の表面だけにインクを乗せてプリントする方法です。繊細なデザインを表現するときには顔料プリントが適しています。たとえば、誰かの似顔絵が書かれていたり、細かい文字プリントが施されていたりするイラストでは顔料プリントを選ぶといいでしょう。一方、染料プリントは生地にインクを染みこませていく方法です。インクがしっかりと浸透するため、顔料プリントよりも鮮やかな色合いになります。シンプルなデザインでは染料プリントがよく使われます。ただし、色を複数使うとにじんでしまうリスクがあるため、細かいイラストには不向きです。
フルカラーならインクジェットプリント!
オリジナルタオルでは色数を制限してしまうとアイディアの幅が狭まり、デザインがよくあるものになってしまいがちです。豊かな発想を実物に反映させるには、インクジェットプリンタで作るのをおすすめします。インクジェットプリンタはフルカラーでタオルやシャツなどを制作する際によく使われる印刷機です。全ての色味を自由に表現できるため、細かいイラストもタオルにプリントできます。また、繊細さを要求されるグラデーションなどのテクニックにも対応可能です。インクジェットプリンタでは染料プリントによってタオルのソフトな感触を保ったまま仕上げてくれます。また、プリントの速度も大きなメリットです。早くて15日ほどで納品できるため、納期まで余裕がないときにはインクジェットプリンタが大活躍するでしょう。
イラストでノベルティ用タオルを鮮やかに
ノベルティ用タオルでは第一に「もらってうれしいこと」を優先してデザインしましょう。また、「使いやすさ」や「目立つデザイン」なども重要です。タオルをもらってお得な気持ちになれば、会社やサービスへの好感度がアップします。また、日常的に使ってくれるなら、それだけタオルが人目に触れる回数も多くなるので宣伝に役立ちます。ノベルティが宣伝効果を挙げるためにはイラスト入りのタオルを用意するといいでしょう。イラストがあると企業や商品のPRがあからさまではなくなり、もらった人が普段使いしやすくなります。面白いイラストの描かれたタオルなら、タオル目当てで商品を買ってくれる消費者も期待できます。デザインごとに的確な作り方を選んで、魅力的なオリジナルタオルを完成させましょう。
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