マフラーのような形をしていて汗などを拭き取ることができる「マフラータオル」はスポーツ観戦やコンサートなど、いろいろなシーンで使用することができるタオルです。マフラータオルには質やサイズなど、さまざまな種類があります。このため、オーダーする際には注文内容に注意も必要です。そこで、今回はマフラータオルをオーダーする前に確認しておくべき3つのポイントを紹介します。
マフラータオルのサイズや質感
オリジナルタオルをオーダーする場合、事前にサイズや質感の特徴を知り、用途にあっているかを確認しておく必要があります。サイズや質感はタオル商品の種類によって異なっているため、使用する人の目的に合わせて選ぶことが大切です。
マフラータオルであれば、どのサイズを選んでもマフラーのような細長い形をしていることに変わりはありません。全長は1.1m~1.2mと長く、反対に幅は20cm程度と短めになっています。長さはフェイスタオルの2倍ほどあるため、首に巻き付けておき両手を空けておくことが可能です。また、スポーツタオルと長さは同じくらいあるものの、幅が半分ほどとなっているため、首にかけておいてもかさばりにくくなっています。
一方、質感については使用する人の好みや用途のほか、予算とのバランスから選ぶことも可能です。たとえば、予算を抑えたいという場合には一般的なタオルによく使われる綿100%のパイル生地のタオルがリーズナブルとなっています。デザインを施すオリジナルタオルでは、きれいにプリントを仕上げるためにパイル生地にひと手間加えたシャーリング加工が行われていることが通常です。
デザインとともに質感にもこだわりたいなら安心性の高い国産の綿100%使用のものや、柔らかくて肌ざわりのよいガーゼ素材を使ったものもよいでしょう。デザイン性が高く高級感をもったジャガード織りのタオルもおすすめです。ジャガード織りタオルとはプリントしてデザインを入れるのではなく、折り方や糸の色を変えることでデザインを作るタオルをいいます。
枠有プリントか全面プリントか
マフラータオルには一定の枠内にだけプリントする「枠有プリント」と、全面にデザインを入れる「全面プリント」があります。全面プリントはタオルの端までデザインを入れることができるため、デザインの自由度が高くなるという点がメリットです。ただし、タオルの隅々まで着色することができるものの、柄が端にかかってしまうとにじんでしまうこともあるため注意が必要となります。
一方、枠有プリントはコストが安く、比較的納期が短いことから人気が高いプリントの種類です。枠有プリントには、さらに、2つのタイプがあります。決められた枠からはみ出ない範囲でロゴやプリントを施す「中柄」と、枠内を塗りつぶしてロゴなどの文字の色を抜いて表現する「中ベタ柄」です。オーダーする際には用途や好みに合わせてプリント方法も自由に選ぶことが可能となっています。
枠有プリントをオーダーする場合、タオル生地の色を選んで指定することができますが、色選びの際には注意が必要です。生地色より淡い色のプリントをしても正しく発色されないことがあります。
オーダーから納品までの期間
オーダーしてから納品までの期間はプリントの種類によって異なります。たとえば、枠有プリントで注文した場合であれば7日~30日が納期の目安です。刺繍を入れるオーダーを行う場合にも同じく7日~30日ほどかかります。一方、全面プリントであれば、20日~30日くらいが通常の期間です。
写真やイラストをフルカラーで鮮やかに入れることができるインクジェットの場合には15日~30日くらいが目安となります。毛違いジャガードやラメジャガード、フラット織りジャガードは比較的期間が長く、25日~40日ほどかかることが一般的です。
ただし、実際には、注文枚数や工場の混雑状況、二次加工やシーズンなどによって納品までの期間が変わることもあります。このため、日数に余裕を持ってオーダーしておいたほうが安心でしょう。
しっかり確認で希望どおりの仕上がりを
オリジナルタオルは用途や好みに合わせてデザインすることができる魅力的なタオルです。ただし、選択肢が広い分だけ、オーダー方法によっては出来上がりもさまざまとなります。希望どおりの仕上がりにするためには、それぞれの特徴を知り、事前にしっかりと注文内容を確認しておくようにしましょう。
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